「議員に執着せず」

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共同通信

 政治家女子48党のガーシー氏は15日、参院から除名されたことについて、ライブ配信した動画で「どんな気持ちと言われてもどんな気持ちもない。議員であることに執着していなかった」と述べた。現在はアラブ首長国連邦(UAE)のドバイに滞在しているという。

 ガーシー氏は動画で、14日未明に帰国する便のチケットを取っていた、という。参院に対し、自身が弁明を行っても除名を回避できる可能性が低いことや弁護士や友人らに引き留められたことなどを理由に取りやめたとした。警視庁の捜査への懸念を何度も繰り返し「一生日本に帰らないかもしれない」とも述べた。

 ガーシー氏はこれまでも、交流サイト(SNS)などで発信を続けてきた。トルコに到着したと表明したのは5日。7日には被災地支援を優先することなどを理由に帰国しないと明らかにした。

 ドバイに戻ったと表明したのは13日。日本に帰国しない理由について、「民事に切り替えるとか起訴されないとか、確証がないと帰れない」としていた。