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共同通信
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衆参両院議員の欠員を補う統一補欠選挙区は衆院千葉5区、和歌山1区、山口2区、同4区、参院大分選挙区で実施されることが公選法の規定で15日、事実上確定した。参院は4月6日、衆院は同11日に告示され、統一地方選の後半戦と合わせ、23日に投開票される。防衛費増額に伴う増税方針や物価高・子育て対策などが問われ、結果は岸田文雄首相の政権運営を左右する。与野党は浮沈を懸け全面対決の構えだ。
千葉5区は政治資金規正法違反事件で自民党を離党した薗浦健太郎前衆院議員が辞職したことに伴う。「政治とカネ」の問題が問われるが、野党の乱立で批判票が分散しかねない。