ラッシュアワーに年間10日間相当
NY市の渋滞、全米ワースト1
ラッシュ時の平均時速はわずか19キロー。ニューヨーク市のドライバーは、年間10日間に相当する236時間を、ラッシュアワー渋滞に費やしている・・・。
世界主要都市の渋滞状況を調査しているトム・トム・トラフィック・インデックスが先月発表したデータによれば、全米で最も渋滞がひどい都市はニューヨーク市であることが明らかになった。交通量を減らすため、ピーク時にマンハッタン区の60丁目以南に入る車両への混雑課金の導入が検討されている。
調べでは、ドライバーが昨年、約10キロを移動するのに要した平均時は約25分、パンデミックを経て、通勤者が戻り始めた2021年から90秒増えていた。ドライバーの声を聞くと、現状は更に悪化しており、とりわけ、ホランド・トンネル周辺と42~44丁目間、クイーンズボロ・ブリッジの渋滞が激しいようだ。
2番目に渋滞がひどい都市はワシントンDCで、ラッシュ時の平均時速は22.5キロ。約10キロの移動に約20分かかった。3番目のサンフランシスコは、ラッシュ時平均時速が約24キロで、約10キロの移動に所要約20分。また、ボストンとシカゴのラッシュ時の平均時速はどちらも約26キロで、ボストンでは、約10キロの移動に19分かかり、シカゴでは約18分かかっていた。(13日、ニューヨークポスト)
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