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共同通信
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【ベルリン、ワシントン共同】ポーランドのドゥダ大統領は16日、ロシアの侵攻を受けるウクライナに、自国保有の旧ソ連製のミグ29戦闘機を供与すると明らかにした。数日中に4機を引き渡す予定。欧米メディアが報じた。昨年2月の侵攻開始以降、北大西洋条約機構(NATO)加盟国からの戦闘機の供与決定は初めて。
戦闘機供与の是非は侵攻開始当初から議論され、NATO加盟国内では戦闘拡大を懸念する声も出ていた。ロシアの反発も予想される。
ドゥダ氏は追加供与にも意欲を見せ「他の機体の整備を進めており、順次引き渡す」と述べた。