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共同通信
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岡山県倉敷市は16日、市内のホテル「天然温泉阿智の湯ドーミーイン倉敷」内の「レストランHATAGO」で消毒液入りの水を誤って飲料水として客に提供し、飲んだ3人に吐き気や腹痛の症状が出たと発表した。全員快方に向かっているという。水に高濃度の次亜塩素酸ナトリウムが含まれていたことが判明し、市は食中毒と断定した。
市によると2日夜、ウーロン茶のドリンクサーバーを消毒するため中に入れていた無色透明の次亜塩素酸ナトリウム水溶液を従業員が飲料水と勘違いし、そのまま提供した。
13日に「体調を崩した人がいる」と市保健所に匿名の連絡があり、健康被害が判明。店は衛生指導などの行政措置を受けた。