地下鉄サリン、駅員黙とう

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共同通信

 14人が死亡、6千人以上が重軽症を負った1995年のオウム真理教による地下鉄サリン事件から28年となった20日、多くの被害者が出た東京メトロ霞ケ関駅(東京都千代田区)で駅員らが黙とうした。

 メトロは始発から小伝馬町駅、八丁堀駅(いずれも中央区)や中野坂上駅(中野区)など、犠牲者が出た駅の事務室に献花台を設置。

 地下鉄サリン事件は95年3月20日、松本智津夫元死刑囚=教祖名麻原彰晃=の指示を受けた教団幹部らが、都心を走る地下鉄5車両に猛毒のサリンをまいた。

 オウム真理教による一連の事件では、松本元死刑囚を含む13人の死刑が確定し、2018年7月に執行された。