Published by
共同通信
共同通信
5月の先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)開催まで2カ月となった19日、議長を務める岸田文雄首相への要望書作成に向け、広島の七つの被爆者団体と核兵器廃絶に取り組む若者団体などが広島市で集会を開いた。被爆者や2世、20代の活動家ら10人が登壇。G7首脳らは広島で被爆の実相に触れ、核廃絶への具体的な目標と道筋を示すべきだと訴えた。
約160人が参加した。広島県原爆被害者団体協議会の箕牧智之理事長(81)は「被爆者と面会し、核兵器は決して使ってはならないという思いを共有してほしい」と要望した。