中ロ首脳会談、初日は4時間半

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共同通信
20日、ロシア・モスクワで会談するプーチン大統領(右)と中国の習近平国家主席(タス=共同)

 【モスクワ共同】モスクワを訪問した中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領は20日、大統領府があるクレムリンで初日の会談を行った。国営ロシア通信によると、会談は非公式の夕食会も含めて約4時間半続いた。

 詳しい内容は明らかになっていないが、会談冒頭でプーチン氏は中国が今年2月に発表したウクライナ問題解決に関する提案を「注意深く検討した」と述べており、ロシアのウクライナ侵攻についても協議されたとみられる。

 このほか、エネルギー分野を中心に拡大を続ける中ロの経済関係強化や軍事技術協力についても話し合われた可能性がある。

 双方は21日に正式会談。少人数会合の後、閣僚や経済界代表らを加えた拡大協議が行われる。会談終了後に両首脳は包括的パートナー関係の深化と、2030年までの経済協力発展計画に関する二つの共同声明に署名する。