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共同通信
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【ワシントン共同】米国務省は20日、世界198カ国・地域を対象とした2022年版の人権報告書を発表した。ロシアが侵攻を続けるウクライナで「おびただしい数の戦争犯罪」を犯してきたと非難した。女性の人権抑圧に対する抗議デモが拡大したイランで、弾圧に乗り出した治安当局が多数の人々を殺害・投獄したと訴えた。
報告書では、22年2月のウクライナ侵攻開始以来、ロシアによる即決処刑や拷問、レイプ、無差別攻撃についての信頼できる報告が存在すると明記した。それらのすべてが「戦争犯罪に当たる」と判断した。