5惑星が直列する壮観な天文ショー
28日夜、日没後から肉眼で観測
28日夜、木星、水星、金星、天王星、火星の5惑星が50度の範囲に集まり、ほぼ一直線に並ぶ「惑星直列」が見られる。5つもの惑星が並ぶことは大型惑星直列と呼ばれ、滅多にないという。壮観な天文ショーは、日没後から肉眼で観測できるが、天王星を見るには双眼鏡が必要だ。
最も明るく輝く木星と水星は、魚座に位置し、地平線近くに見られる。金星はおひつじ座の少し上に、天王星はその少し上に位置する。火星は、ふたご座の月の近くで、最も高い位置に見られる。 スカイ・アンド・テレスコープのリック・フェインバーグ氏は、「晴天で、木や建物などの障害物がなく、ほぼ平らな西の地平線でなければ、木星と水星は見えない」と強調。5つの惑星を同時に見ることは難しく、場所によって見える範囲が異なるという。 Starwalk.spaceによると、この現象は、いくつかの惑星が同時に太陽の片側に密接して集まることで起こる。
惑星直列には①3つの惑星が並ぶ「ミニ惑星直列」 ②4つの惑星が並ぶ「小惑星直列 」③5、6つの惑星が並ぶ「大型惑星直列」④ 太陽系の惑星すべて(時々、冥王星も)並ぶフル惑星直列の4種類がある。28日は、惑星直列の観測に最適な日で、その数日前から数日後にも、見ることはできる。(16日、シークレットNYC)
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