自衛隊、首相の訪問に関与せず

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共同通信
21日、キーウ中心部の聖ミハイル黄金ドーム修道院の兵士の遺影が並ぶ壁を訪れた岸田首相(左から2人目)(共同)

 浜田靖一防衛相は22日の記者会見で、岸田文雄首相のウクライナ・キーウ(キエフ)訪問を巡り、自衛隊が首相の警護や輸送には関与していないと説明した。自衛隊法などには、要人警護のみを目的に自衛隊を海外派遣する明示的な規定がない。

 浜田氏は、首相が表明した北大西洋条約機構(NATO)の基金を通じた殺傷能力のない装備品3千万ドル相当の提供について「防衛省、自衛隊としてはウクライナに寄り添い、できる限りの支援を行いたい。検討に参画していきたい」と語った。