IMF、2兆円支援で合意

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共同通信
米首都ワシントンにあるIMF本部の建物=2021年

 【ワシントン共同】国際通貨基金(IMF)は21日、ウクライナ当局と4年間で約156億ドル(約2兆円)を支援することで事務レベルの合意に達したと発表した。ロシアによる侵攻からの復興や、経済の回復につなげる狙い。今後数週間のうちに、理事会で支援を承認する。

 IMFの担当者は、ロシアの侵攻でウクライナの経済活動は30%縮小したと指摘。支援決定は、先進7カ国(G7)などの支援にもつながるとしている。今月8日から15日まで、ポーランドの首都ワルシャワでウクライナ当局と協議した。

 イエレン米財務長官は声明で「ウクライナ経済に不可欠な支援を提供することになる」と合意を歓迎した。