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共同通信
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【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は22日、第2の都市、東部ハリコフを訪問し、負傷兵が治療する病院などを視察した。ロシアに近く、激しい攻撃を受けながら抵抗を続けたハリコフを「英雄の都市」とたたえ、市民を鼓舞した。大統領府が発表した。
ハリコフは、昨年2月の侵攻直後からロシア軍の攻撃を受けたが、ウクライナ軍の反攻でロシア軍は大幅に後退した。
ゼレンスキー氏は22日、ハリコフ訪問に先立ち、東部ドネツク州の激戦地バフムト周辺の前線を訪れ、兵士らを激励。ウクライナ軍参謀本部は、ロシア軍がバフムト周辺で攻勢を続けているが、進軍能力を失いつつあると指摘した。