明治神宮外苑一帯の再開発が着工

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共同通信

 国立競技場などのスポーツ施設が集まる東京・明治神宮外苑で22日、神宮第二球場の解体工事が始まり、三井不動産などが進める一帯の再開発事業が本格着工した。

 再開発では、老朽化した神宮球場と秩父宮ラグビー場を、場所を入れ替えて新築するほか、商業施設の入る高層ビル2棟を建てる。三井不動産によると、神宮第二球場の解体工事は来年4月までで、跡地には新ラグビー場棟が2028年に完成する予定。全体の工事完了は36年の見込み。

 一部では、樹木の大量伐採や、外苑のシンボルであるイチョウ並木の根への悪影響などを懸念する声が上がっている。