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共同通信
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【ワルシャワ共同】岸田文雄首相は22日、ウクライナからポーランドに鉄道で移動し、紛争地への電撃訪問を終えた。ウクライナのゼレンスキー大統領との会談では、エネルギーや安全保障分野での支援拡大を表明。5月の先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)を見据え、ウクライナとの連携強化を打ち出し、協力を深める中国とロシアに対抗する姿勢を鮮明にした。ロシアによる戦争犯罪に関し、責任追及を支持した。
国際刑事裁判所がプーチン大統領に逮捕状を出したことが念頭にある。岸田氏は、ロシアへの軍事支援を防ぐ重要性にも触れ、G7や同志国と緊密に連携するとした。中国による対ロ武器提供に関する懸念を踏まえた。