サミットワンの高層ビルで強い揺れ 外壁エレベーターの故障で

 

 

サミットワンの高層ビルで強い揺れ

外壁エレベーターの故障で

 

ワン・ヴァンダービルト(Photo: Percival Kestreltail / https://en.wikipedia.org/wiki/File:One_Vanderbilt_April_2021.jpg )

 

 マンハッタン区ミッドタウンのグランドセントラル駅隣にあるガラス張りの高層ビル、ワン・バンダービルト。展望台「サミットワン」が人気のビルだが、21日午後4時半ごろ、強い揺れが襲った。多くのオフィスワーカーがビル外に避難。周囲は一時、騒然とした空気に包まれた。「仕事をしていたら、床が150センチぐらい落ち、バウンスし続けたようなショックを受けた」とのツイートがあった。

 ツイートには「13階、33階、60階で強い揺れを感じた。原因を調査中で『心配ない』と連絡があったが、かえって不安が募る」「14階、51階、60階でも感じた。一体何ごとだ。大きな正弦波がビル内を駆け抜けたようだった」といった書き込みもある。ビルの広報担当者ジェレミー・ソフィン氏によると、原因はエレベーターの故障だという。「展望台『サミットワン』行きの外壁エレベータが保守点検中に故障した。それでビル内に揺れが生じた」とEメールで説明。「展望台は営業時間外で怪我人はなく、建物や中にいる人たちにも危険がなかった」と続けている。

 市消防局(FDNY)によると、午後5時過ぎ、エレベーターが故障で停止したとの通報を受けた。しかし、事なきを得て、この一件は落着したようだ。(21日、ニューヨーク・ポスト)

 


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