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共同通信
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【マイアミ共同】野球の第5回WBCで日本代表「侍ジャパン」は新たな姿を示した。小技を絡めて点を取る従来の“スモールベースボール”から、パワーでも互角以上に渡り合った。総本塁打は米国の12本に次ぐ9本。大会のMVPに輝いた大谷翔平は「日本の野球が世界に対して通用する、勝てるんだ」と自信を深めた。
21日、米マイアミで行われた決勝を制し3大会ぶり3度目の優勝。WBCでは初めて米国との頂上決戦に臨み、前回王者を3―2で退けた。
全試合で3番打者を務めた大谷や、準決勝で終盤に同点3ランを放った吉田正尚が打線の軸を担った。投手陣も出場チームでトップの防御率2.29を誇った。