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共同通信
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松野博一官房長官兼拉致問題担当相は23日、韓国の権寧世統一相と官邸で会談した。松野氏は16日の日韓首脳会談に触れ「関係正常化に向けて大きな一歩となった」と評価。権氏は「健全な関係発展のためには両国はさらに努力すべきだ」と語った。北朝鮮による日本人拉致問題を巡り意見を交わしたとみられる。
拉致問題は被害者と家族の高齢化が課題。被害者家族会などは2月、全ての被害者の帰国が実現するなら人道支援に反対しないとの新たな方針をまとめた。
日韓関係を巡っては、岸田文雄首相と尹錫悦大統領が16日の会談で正常化を確認した。