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共同通信
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【ブリュッセル共同】EUは23日、ブリュッセルで首脳会議を開き、ロシアによる侵攻の長期化でウクライナが弾薬不足に直面する中、今後1年以内に弾薬100万発を供与する計画を承認した。コストを抑え、納期を短縮するため各国間の共同調達も進める。
各国首脳は「強力な政治、経済、軍事、財政、人道支援を提供し続ける」と強調した。加盟国の中でロシアと近い関係にあるハンガリーは弾薬供与に参加しないとしている。
首脳会議にはウクライナのゼレンスキー大統領もオンラインで演説。EU高官によると、ゼレンスキー氏は「長距離ミサイルや最新鋭の戦闘機の供与が遅れれば、戦争を長引かせることになる」と警告した。