RELATED POST
NY、ボストン間を1時間40分
高速鉄道構想を発表、2時間以上短縮

北大西洋鉄道(NAR)はこのほど、ニューヨークのペンステーションとボストンのサウスステーション間を1時間40分で結ぶ高速鉄道構想を発表した。1050億ドルを投じる。 実現には連邦政府の承認が必要で、完成までに20年ほどかかると見込まれている。 両駅間は現在、アムトラックのアセラエクスプレスで所要約4時間。時速362キロ走行によって、2時間以上短縮されることになる。
構想には、MBTA通勤鉄道とメトロノース鉄道で、未電化区間の電化と新型車両の導入をはじめ、ボストンとスプリングフィールドを結ぶ東西の路線とハートフォードへの接続を掲げた。また、ニューハンプシャー州コンコードとボストン間の運行の改善など通勤鉄道サービスの向上のほか、ロードアイランド州キングストン、プロビデンスとボストン間の高速鉄道の増便、コネチカット州からピッツフィールドへの接続などのローカル鉄道システムの大幅更新、各空港への鉄道路線増便などを盛り込んだ。
NARは、今回の構想によって数万人の雇用を創出し、地域の経済回復とパンデミック後の発展に貢献すると強調。道路から自動車を排除して二酸化炭素排出量を削減することにより、公害を軽減するなど多くのメリットがあると指摘する。(21日、シークレット・ニューヨーク)
→ 最新のニュース一覧はこちら←
RECOMMENDED
-
「1人暮らし」はつらいよ NYの生活費、全米平均の3倍
-
塩、コーヒー、教科書まで軒並み値上がり トレジョの卵は一人1パックまで
-
NY名物のステーキ、ずばりオススメの店は? セレブ御用達や「フライドポテト食べ放題」も
-
NY初の「バンダイ」体験型施設に潜入!200台を超えるガシャポンに、アメリカ初のゲーム機も
-
連載『夢みたニューヨーク、住んでみたら?』Vol.10 ニューヨーカーはなぜ「手ぶら」で歩く?
-
NYの江戸前すし店「すし匠」の魅力は 「すしで息する」中澤さんのこだわり技
-
マンハッタンの中心地に「独立系レコード屋」 1号店からわずか3分先にオープン
-
アメリカでいちばん人気の犬の名前は「ルナ」 3年連続でトップ、日本名との違いは?
-
世界の駐在員、ブルックリンに注目 NYなのに故郷を思い出す?
-
高峰譲吉にちなむウイスキー発売 100%大麦、当時の麹使用が特徴