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共同通信
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国際報道で優れた業績を上げたジャーナリストに贈られる「ボーン・上田記念国際記者賞」の2022年度授賞式が24日、東京都内の日本記者クラブで開かれ、記者2人が表彰された。昨年の中国共産党大会の主要人事などを特報した共同通信社外信部の大熊雄一郎記者(41)は「不透明な政治の一端を明らかにし、かき消される人々の声を掘り起こそうと仕事をしてきた」と振り返った。
ロシアが侵攻したウクライナに長期出張し現地の実態を報じた朝日新聞社イスタンブール支局長の高野裕介記者(42)は「(受賞は)地道に取材をしたフリージャーナリスト含めた全員が評価されたことによるものだ」と喜びをかみしめた。