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共同通信
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ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で3大会ぶりの優勝に貢献した日本選手の多くが24日、所属球団に戻り開幕へ向けて始動した。
オリックスの山本由伸、宮城大弥、宇田川優希、山崎颯一郎は京セラドーム大阪での阪神とのオープン戦前に練習し、コーチで参加した厚沢和幸投手コーチとグラウンドで花束を受け取り拍手された。山本は「特別な1カ月間だった。気持ちを切り替えてシーズンを迎えたい」と意気込んだ。
巨人では岡本和真、戸郷翔征、大勢、大城卓三が楽天戦前に合流。祝福された岡本和は「すごくうれしかった。テレビでWBCのことをやっていて実感する」。戸郷は「チームの優勝のために全力で腕を振っていかないと」と語った。
20歳で今代表最年少だった中日の高橋宏斗は米国の法律による年齢制限で飲酒できず、「シャンパンファイトができなかったから」として立浪和義監督から贈られた高級シャンパンを持参。「次は先発でやれるように」と3年後に開催予定の次回大会を見据えた。