東欧チェコの議長が台湾訪問

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共同通信
25日、台湾・台北市の松山空港で游錫コン立法院長(前列中央)らの出迎えを受けたチェコのアダモバー下院議長(前列左)ら(中央通信社=共同)

 【台北共同】東欧チェコのアダモバー下院議長が25日、台湾台北市の松山空港に到着した。チェコの政府関係者や超党派議員、産業界などの計約160人が同行。アダモバー氏は滞在中に蔡英文総統や陳建仁行政院長(首相)らと会談するほか、立法院(国会)で演説する予定。中国が反発するとみられる。

 空港で游錫コン立法院長(国会議長)らの出迎えを受けたアダモバー氏は「チェコと台湾は民主主義や自由といった価値を共有している」と指摘し、立法院での演説に意欲を示した。安全保障や半導体などの分野での協力進展にも期待を表明した。

 チェコは2020年8~9月にビストルチル上院議長一行が訪台した。