Published by
共同通信
共同通信
第20回統一地方選の6政令市長選が26日告示され、立候補の届け出が始まった。札幌、相模原、静岡、浜松、大阪、広島の各市で実施され、札幌は2030年冬季五輪・パラリンピック招致の是非が争点となる。大阪は前回19年と同じく府知事選との「ダブル選」に突入。既に23日から選挙戦が始まっている9道府県知事選をはじめ、31日告示の41道府県議選、17政令市議選と同様に4月9日に投開票される。
札幌は五輪招致を推進してきた現職を立憲民主党が推薦し、自民、公明、国民民主各党の地元組織も支持する。諸派の元市局長や共産党の推薦候補は招致撤退を掲げる。
現職が引退する大阪は、政治団体・大阪維新の会の元府議や自民、立民に近い経済人らの政治団体が擁立した元自民市議らが立候補する。
静岡は自民、立民、公明、国民が推薦する元静岡県副知事と、元自民県議、共産の公認候補が競い合う。浜松は自民、公明や連合静岡が推す元総務官僚と、共産推薦の市民団体代表との一騎打ちになる。相模原、広島では、現職に新人の共産系候補らが挑む。