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共同通信
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文化庁は京都市の新庁舎で27日から業務を始めるのを前に、同市のホテルで26日、京都移転の「祝賀の集い」を開催した。岸田文雄首相が「京都から新たな価値を生み出し、広く世界に発信していきたい」と祝辞を述べた。
文化庁の京都移転は東京一極集中の是正を目指す政府の地方創生策の目玉。本格稼働は5月15日からの予定で、最終的に全職員の約7割に当たる約390人が京都を拠点にするとしている。
祝賀の集いで都倉俊一長官は「有形・無形の文化財が数多く京都にある。その日本の宝を維持・継承、未来に伝えるのが使命だ」と話した。