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共同通信
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【ニューヨーク共同】トランプ前米大統領が不倫相手に口止め料を支払ってもみ消しを図ったとされる疑惑で、米主要メディアは28日、起訴の是非を判断する東部ニューヨーク州の大陪審が今週は疑惑に関する審理を行わない見通しだと報じた。判断は来週以降に持ち越される可能性が高まった。
検察内部では捜査の進め方を巡り意見対立があるとも報じられた。慎重に証拠固めを行っているとみられる。
大陪審の手続きや審理は非公開。27日の審理では、口止め料の支払いに関わったとされるトランプ氏の友人が証言した。トランプ氏は疑惑を否定し「魔女狩りだ」と捜査を批判している。