大阪の大動脈、御堂筋線不通

Published by
共同通信

 29日午前2時ごろ、大阪メトロ御堂筋線の梅田―淀屋橋間で、設備点検中に線路脇の給電設備が約400メートルにわたって台座から脱落し、午前5時ごろの始発から約3時間半、新大阪―なんば間の上下線で運転を見合わせた。

 御堂筋線は、大阪の繁華街「キタ」と「ミナミ」を一直線に結ぶ大動脈。大阪メトロによると、作業員1人が足をはさまれて救急搬送されたが命に別条はない。復旧作業車を向かわせるため、一部区間を並行して走る四つ橋線も午前7時10分ごろから約50分間、西梅田―住之江公園間の上下線で運転を見合わせた。

 御堂筋線は線路と並行して設置された「給電用レール」を通じて電力を供給する方式。