賞味期限間近の非常食を販売

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共同通信
秋田県仙北市が「メルカリ」に出品した賞味期限間近の非常食

 秋田県仙北市は29日、フリーマーケットアプリ「メルカリ」内にショップを開き、賞味期限が近くなった非常食の販売を始めた。売り上げは新たな非常食の購入財源に充てる。非常食を廃棄しないよう消費しながら買い足し、災害に備える「ローリングストック」の実現を目指す。

 市によると、自治体が防災備蓄品をメルカリで売るのは全国初。農家や漁業者が出品する「メルカリShops」を活用し、湯や水を加えて戻す「アルファ米」を販売する。消費者には賞味期限が近い商品を通常より安く購入できるメリットがある。

 このほか、市の施設の統合などで不要になったタブレットやシュレッダーも出品する。