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共同通信
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【北京共同】公明党が5月にも国会議員団を中国に派遣する方向で日程調整に入ったことが29日分かった。中国共産党と協議を進めている。北京市で日系企業幹部が拘束された事件で日中関係の悪化が懸念されており、公明党は両国間の対話を強化する必要があると判断した。議員団を率いる公明の山口那津男代表は習近平指導部メンバーとの会談を目指す。日中関係筋が明らかにした。
新型コロナウイルス流行後、日本の国会議員団の訪中は初めて。日中両政府間では4月1~2日の林芳正外相の訪中を調整。政党間交流により政府間対話を後押しし、建設的かつ安定的な関係構築に向けて道筋を付けられるかどうかも焦点になる。