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共同通信
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福島市の福島交通飯坂線の踏切で昨年4月に電車と軽乗用車が衝突し、車の運転手と同乗者の女性2人が死傷した事故で、運輸安全委員会は30日、調査報告書を公表した。踏切に遮断機や警報機はなく、軽乗用車が一時停止せずに進入しており、電車の接近に気付かなかった可能性があると指摘した。
報告書によると、目撃者の証言や電車のドライブレコーダーの記録から、一時停止せずに進入した可能性がある。死亡した運転手の健康状態や軽乗用車に問題はなかった。同乗者は重傷を負って聴取できず、事故原因の詳細は不明としている。
事故は昨年4月5日午前8時45分ごろ発生。電車の乗客乗員9人にけがはなかった。