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NY市、10代被害の乱射事件減らず
1~2月、21人が銃撃される

ニューヨーク市内で、10代の少年、少女が被害に遭う銃乱射事件が減る兆しがない。市警(NYPD)は年明けから、事件を防ぐための対策に本格的に乗り出したものの、1~2月で21人が撃たれた。昨年同時期は17人、一昨年の2021年は10人で、その差は明白となっている。
数週間前、アッパー・マンハッタンの高校から数ブロックしか離れていない場所で、10代の少年2人が別々に撃たれて負傷する事件が発生した。14日には、アッパーウエストサイドとイーストハーレムの学校の前で、16歳と17歳の少年が数時間のうちにギャング絡みの抗争とみられる銃撃に巻き込まれた。17歳を撃ったとして、19歳の男が逮捕されたものの、16歳が被害に遭った事件の逮捕者は出ていない。
ニューヨーク市内で少年、少女が被害者となった銃撃事件は、20年が125人、21年は138人だったのに対し、昨年22年は149人に増加した。18年が63人、19年が64人だったことから、コロナ禍になってから急増していることが浮き彫りになっている。
NYPDは、学校周辺の警備にあたる警察官を増強。とりわけ、銃撃事件が起きる可能性が高いエリアにある75〜80校に人員を集中させている。これに対し、専門家からは「数をもっと増やす必要がある」との声が出ている。(27日、ニューヨークポスト)
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