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共同通信
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政府は中国からの入国者に対する新型コロナウイルスの水際対策を4月上旬にも緩和する方向で調整に入った。現在義務付けている陰性証明書の提示がなくても、コロナワクチンを3回以上接種していれば、入国を認める。政府関係者が30日、明らかにした。
政府関係者によると、中国本土からの直行便の渡航者のサンプル調査の結果、陽性率が低水準で推移していることを踏まえた。
政府は昨年末、中国本土からの直行便の渡航者や、7日以内に本土への渡航歴がある人に入国時の検査を始めた。今年1月には出国前72時間以内の陰性証明の提示を義務付けるなどしたが、3月には入国時検査をサンプル検査に切り替えていた。