萩市、青学大陸上部と指導者育成

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共同通信
地域のスポーツ指導者育成に向け連携協定を結んだ青学大長距離監督の原晋さん(左)と萩市の田中文夫市長=30日午後、山口県萩市役所

 青山学院大の陸上競技部は30日、公立中の休日の部活動指導を教員以外に委ねる「地域移行」を念頭に、地域のスポーツ指導者育成に向けて山口県萩市と連携協定を結んだ。同部としては初の取り組み。

 駅伝で活躍する青学大の長距離監督を務める原晋さんらが、市役所での締結式に参加。「課外活動という日本独特の文化が、大きく変わろうとしている。一方的ではなく自主性を大切にする指導者を養成したい」と、大学側を代表する形で語った。

 萩市では今後、スポーツ競技の指導に関心がある市民を対象に、青学大などの育成カリキュラムを実施。中学生以上が対象の陸上クラブを立ち上げ、大学側のノウハウを取り入れる。