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共同通信
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【ニューヨーク共同】30日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、前日比141.43ドル高の3万2859.03ドルで取引を終えた。金融システムへの不安が和らぎ、買いが優勢となった。
米当局の救済措置などにより、地方銀行の経営危機がこれ以上広がらないとの見方が強まった。朝方発表の米週間失業保険申請件数が市場予想より多く、米連邦準備制度理事会(FRB)による急激な金融引き締めへの警戒感が後退したことも買いを誘った。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も続伸し、87.23ポイント高の1万2013.47。