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ゴミ出し、4月から午後8時以降に
NY市、歩道上の放置時間短縮でネズミ削減

ニューヨーク市で4月1日から、午後8時より前に住民や店舗・企業は路上にごみを出せなくなる。数十年前から午後4時以降としていた規定を、4時間ずらすことによって、路上に放置される時間を短縮し、ネズミがえさとして食べる時間を短くするのが狙い。日中、道路や歩道に積まれるゴミ袋の山による混雑緩和にもつながる。
新たな規則では、ふたがしっかり閉じられるゴミ箱を利用する住民は、収集日の午後6時にゴミ箱を歩道に置くことが許可される。午後8時前に閉店する店舗などは、閉店の1時間前から、ふたつきのゴミ箱を歩道に置くことが可能だ。規則では、ゴミが出せるのは午前0時までとなっているが、市から免除を受けた9戸以上の大規模住宅では、午前4時から午前7時までの間にゴミ出しができる。
市清掃局によると、違反者は規則施行から1カ月間の猶予期間の後、書面による警告を受けることになる。いずれは、初犯に対し50ドル、2回目は100ドル、それ以降は200ドルの罰金が科される。
ジェシカ・ティッシュ清掃局長によれば、毎日約2万トンのゴミとリサイクル品が、市の店舗・企業や住宅から出されており、1日14時間、市内全地域で全てのブロックの歩道に放置されているという。(29日、ゴッサミスト)
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