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共同通信
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【北京共同】中国の習近平国家主席は31日、シンガポールのリー・シェンロン首相と北京で会談した。経済関係の密接さを強調、両国関係を「全方位的で質の高い、将来性のあるパートナーシップ」に格上げすると表明し、関係強化に意欲を示した。国営テレビが伝えた。
習氏は同日、マレーシアのアンワル首相とも会談。巨大経済圏構想「一帯一路」を通じた協力強化を表明した。米国を念頭に「冷戦思考と陣営間の対抗は断固拒否する」と訴えた。
習氏はリー氏との会談でも、東南アジアでの米国の影響力を念頭に「覇権主義やいじめ、経済切り離し(デカップリング)に反対する」とした。