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共同通信
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奈良市は31日、安倍晋三元首相銃撃事件の現場となった近鉄大和西大寺駅周辺で進めていた整備事業が完了したと明らかにした。一帯の風景は事件当時から一変。安倍氏が倒れた場所のすぐ脇には、色とりどりの花を植えた花壇が設けられた。市は慰霊碑などの構造物で弔意を示すことはしない方針を既に表明している。
周辺では昨年7月の事件前から、駅前道路改良も含めた整備が進められており、工事で歩道が拡幅され、車道も舗装された。安倍氏が演説していたエリアを囲っていたガードレールは昨年12月に撤去され、銃撃で倒れた場所は今、車道の外側の線と歩道に挟まれた道路上に当たるという。