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共同通信
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【ヘルシンキ共同】スウェーデンのクリステション首相は3月31日、フィンランドの北大西洋条約機構(NATO)加盟決定に祝意を示し「NATOとわれわれの近隣国はより強くなっている」とツイッターで表明した。一方、スウェーデン放送は、同時に加盟申請したフィンランドに先行され、自国がNATOの「蚊帳の外」に置かれたとして焦燥感を伝えた。
スウェーデンとフィンランドはロシアによるウクライナ侵攻後の昨年5月に加盟申請した。しかしトルコとハンガリーがフィンランドを先行承認。スウェーデン放送は「ロシアによる挑発と影響にさらされる危険性が高まった」と指摘した。