悪臭放つ「死体花」、1~2週間で開花 NY植物園、数年に一度しか咲かず

 

 

悪臭放つ「死体花」、1~2週間で開花

NY植物園、数年に一度しか咲かず

 

写真は2018年のもの(Photo: Sailing moose / https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Amorphophallus_titanum_(corpse_flower)_-_2.jpg)

 

 「死体花」として知られ、数年に一度しか咲かない花「ショクダイオオコンニャク」が、ブロンクス区のニューヨーク植物園(NYBG)で、1~2週間以内に開花すると予想されている。

同園のイーニッド・A・ハウプト・コンサバトリーに展示されており、日ごとに開花が進む。満開になるのは、24~36時間だけ。栽培された花は182~244センチの大きさになるとみられる。野生の花では366センチという驚異的な大きさにまで成長することもあるという。

死体花という名称は、花が放つ悪臭が腐った肉に似ていることに由来する。この臭いは、腐肉や獣糞で繁殖する昆虫を引き寄せ花粉を媒介させるため。開花サイクルに必要なエネルギーを蓄えるまでに、7~10年を要する。成長速度は不規則で、自然界で最も予測不可能で魅力的な植物の一つだ。

一般の人が、最後に満開の死体花を見ることができたのは2016年。その前は、それから約80年前の1936年だった。16年には、200万人以上が、オンラインかNYBGで開花を見た。観賞には、オールガーデンパスの購入が必要だ。開花に関するライブアップデートと詳細情報は、NYBGのウェブサイト(https://www.nybg.org/)で確認できる。(29日、シークレットNYC)

 

 


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