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共同通信
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プロ野球は、3大会ぶり3度目の優勝を飾ったWBCの興奮冷めやらぬ中、31日に全チームが開幕した。新型コロナ対策の緩和により、声を出しての応援が解禁されて活気が戻った。
全球場で開幕戦のチケットが完売。巨人―中日が行われた東京ドームの4万321人をはじめ、5球場で計17万3655人のファンが球場に足を運んだ。日本代表を率いた栗山英樹監督は「一人の人間が全てを懸けて全力を尽くす。そういう選手がプロ野球を盛り上げてくれる」と期待した。
WBCが生んだ熱気は予想以上だった。関西大の宮本勝浩名誉教授は、優勝した場合の国内における経済効果は約654億3329万円とした試算を発表した。