編集部が気になった1週間の出来事
北米最大のピックルボール施設、開業へ セントラルパークに来月7日
パンデミック以降、アメリカで人気急上昇のスポーツ(編集部A)
ゴミ出し、4月から午後8時以降に NY市、歩道上の放置時間短縮でネズミ削減
ボール位の大きいネズミがゴミの山から飛び出してきて、僕の足に当たった事があります(編集部M)
米大リーグ、今日開幕 大谷はアスレチックス戦で先発
現MLBのツートップであるトラウト&大谷を擁するエンゼルス、今シーズンの命運はー(編集部Y)
編集後記 “前大統領起訴。大統領選にかけての国内外への治安への影響は???”
皆さん、一週間お疲れさまでした。今週のニュースは、アメリカ史上初の大統領経験者の起訴ですね。前大統領自身が、SNSを通じて、起訴の可能性とその際の大規模な抗議行動への呼びかけを、3月18日にはしていたことから、起訴自体は予想されていましたが、足元では、起訴はもう少し先延ばしになるのではと報道されていただけに、起訴のタイミングは驚きでしたね。そのためか、ニューヨーク市を含めて、抗議活動による治安の悪化は見られていないように思います。ただ、来週火曜日の出頭が報道されており、それにむけてニューヨーク市警も警戒を強めていますので、ニューヨーク市を含めてしばらくは注意が必要ですね。
2024年11月の大統領選挙を控え、今回の起訴は、政治の分断化をさらに煽ることになると思われます。また前大統領の刑事訴追は、ジョージア州での選挙干渉や連邦議会襲撃事件、さらには機密文書持ち出しに関して、今後も続く可能性が高い(日米文化の違いですかね。日本で、なかなかこんな首相候補は出てこないような。。。)ことから、大統領選挙戦まで、政治の分断化による治安の不安定化は心配なところですね。
大統領選挙によるアメリカの国内重視は、オリンピック同様に4年ごとの“風物詩”ではありますが、最近は国内回帰と国民の分断化が進んでいますし、景気も不安定なタイミングでもありますので、これまで以上に、この期間中の国内外の“マイノリティーへの配慮”が懸念されます。今週は、前代未聞の大統領経験者起訴というニュースがあったものの、台湾総統のNY経由(訪問?)やロシアによるWSJ記者拘束(日本関連では、中国によるアステラス社員の拘束も。)の扱いが小さかったように思います。また、コロナ中のアジアン・ヘイト・クライムのように、国内不安のはけ口としてのマイノリティーへの暴行も心配ですね(そもそも全米各地での銃撃事件も)。
一方で、今日から4月。日本だけでなく、ニューヨーク州でも、今日から新年度入りですので、また気持ちを新たに過ごせればと思っています。MLBも30日木曜日から始まりました。WBCでの活躍も冷めやらぬまま、大谷選手は開幕戦で10三振を奪う活躍でしたし、我らがニューヨークでは、千賀投手も今週日曜の先発が見込まれていますので、9人の日本人選手たちの活躍も、楽しみですね。ちなみにですが、家族連れなら、野球は、マイナー・リーグの試合観戦もおすすめですよ。値段も非常にリーズナブルで、こじんまりしているので、実際に選手と話したりもできますし、フィールドに近い席で、Hot Dogを食べながら、のんびりとField of Dreamsを楽しめると思います。ぜひご検討を。
ではよい週末をお過ごしください。
編集部より
今週の1枚