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共同通信
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世界各国のメディアが3日までに音楽家、坂本龍一さんの死去を伝え、多彩な活動を振り返り「先駆的な作曲家」だったなどと悼んだ。
英紙ガーディアン電子版は「日本のポップ音楽の草分け」が亡くなったと速報。実験的音楽や映画音楽を含め、「極めて多彩なキャリア」を誇ったとたたえた。BBC放送電子版も、日本の電子音楽界における「偉大な音楽家」だと紹介し、その実験的手法が高い評価を受けたと伝えた。
中国メディア「財新ネット」は、清朝最後の皇帝の人生を描いた映画「ラストエンペラー」で坂本さんの音楽が流れる場面を取り上げ、「多くの中国の人々にとって、これが坂本さんとの“初めての出会い”だったかもしれない」とした。坂本さんは同作の音楽で、米アカデミー作曲賞やグラミー賞を受賞した。
米公共ラジオはテクノ・ポップの「ゴッドファーザーが亡くなった」と報じ、電子音楽をポピュラーソングに導入した「先駆的な作曲家かつプロデューサーだった」とたたえた。
CNNテレビは「世界的に有名な日本の作曲家で音楽家」と説明した。