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共同通信
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【ヘルシンキ共同】北大西洋条約機構(NATO)加盟が決まったフィンランドのハービスト外相は1日、ヘルシンキで共同通信の取材に応じ、覇権主義的な動きを強める中国を念頭に、NATOが関係を深める日本とも「安全保障協力の可能性を模索することが非常に重要だ」と指摘した。
フィンランドはブリュッセルで4~5日に開かれるNATO外相会合に招待されている。日本からは林芳正外相が出席予定で、ハービスト氏は「(中国の脅威など)日本の懸念に耳を傾ける必要がある」と述べた。
NATO加盟により「フィンランドが攻撃された場合、NATOの全加盟国がわれわれの防衛を支援してくれる」と意義を強調した。