岩手日報、災害救助候補犬が入社

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共同通信

 岩手日報社(盛岡市)は3日、災害救助犬の育成を支援しようと、救助候補犬となった雌で2歳のジャーマンシェパード「つる」に非常勤の試用社員としての辞令を出し、本社で入社式を行った。

 つるはNPO法人災害救助犬ネットワークの指導手、四戸正子さん=盛岡市=と共に参加。岩手日報社の川村公司社長から辞令を受け、社員証も首にかけてもらった。川村氏は「救助犬の資格を得るのは簡単ではないと聞いている。惜しみなく支援していきたい」と激励した。四戸さんも「岩手県には現場で活動できる災害救助犬は2頭しかいない。つるを育て上げていきたい」とあいさつした。  来春にも救助犬の認定審査を受ける予定。