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共同通信
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【ワシントン共同】3日付の米紙ワシントン・ポストは、東部ニューヨーク州の大陪審に起訴された内容とは別に、トランプ前大統領が退任後に機密文書を南部フロリダ州の私邸に持ち出した疑惑を捜査している司法省が、前大統領の直接関与の可能性を示す多くの証拠を新たに得たと報じた。機密文書の不当な取り扱いを追及する捜査が進展したという。
連邦大陪審が昨年5月に召喚状で全機密文書の返還を命じて以降、前大統領が機密文書入りの箱のいくつかを自ら調べた形跡が判明した。司法省は、前大統領には特定の文書を手元にとどめておく意図があったとみて調べている。