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共同通信
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防衛省統合幕僚監部は5日、中国海軍のミサイル駆逐艦1隻が4日から5日にかけて、日本最西端の沖縄県・与那国島と台湾の間を北上し、東シナ海方向へ移動したと発表した。駆逐艦は3日にはフリゲート艦1隻とともに、沖縄本島と宮古島の間を太平洋へ南下しており、沖縄県の先島諸島付近を周回するように航行した形となる。
防衛省によると、駆逐艦は4日午後8時ごろ、与那国島の南約60キロを1隻で北西へ進んだ。その後、与那国島と台湾の間を抜け、5日には尖閣諸島・魚釣島の西約70キロを北に向かった。海上自衛隊の哨戒機や護衛艦が監視に当たった。