山上徹也被告「被害者救済願う」

Published by
共同通信
山上徹也被告

 安倍晋三元首相銃撃事件で殺人罪などで起訴された山上徹也被告(42)の弁護団は6日、報道陣の取材に応じ、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題を受けて被害者救済に向けた法律が整備されたことについて、山上被告が「旧統一教会の被害者が救済されることを願っている」と話していることを明らかにした。

 初公判については、争点を整理する公判前整理手続きに入るめどが立っていないとして「年内に行われる可能性としては難しい」との見通しを示した。再度の精神鑑定を弁護側から請求するかどうかについては「まだ決めていない」とした。