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共同通信
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兵庫県警加古川署が管内で病死し署内の霊安室に安置していた60代男性2人の遺体を取り違え、1遺体を別の遺族に引き渡していたことが6日、署への取材で分かった。誤りは1週間後に発覚したが、遺体は既に火葬され、署は双方の遺族に謝罪した。
署によると、2人は名字が同じで、霊安室の上下2段構造の冷蔵庫に安置。3月30日に上段の遺体の遺族が引き取りに訪れた際、氏名の確認が不十分なまま下段の遺体を引き渡した。4月6日に霊安室を訪れた署員が下段の遺体がないことに気付いた。
吉野雅俊副署長は「再発防止のため、遺体の氏名や顔の確認を徹底するよう指導する」と話した。
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