中国学生にロシアの侵攻非難

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共同通信

 【広州共同】中国訪問中のフランスのマクロン大統領は日程最終日の7日、広東省広州を訪問した。学生と交流するため地元の名門大学を訪れ、演説でウクライナに侵攻したロシアを非難。習近平国家主席も北京から赴き、前夜の公式夕食会に続いて連日マクロン氏と夕食を共にし、歓待した。

 フランス大統領府によると同国大統領が中国有数の商業都市、広州を訪れるのは初めて。

 広州の中山大で学生らに大歓声で迎えられたマクロン氏は次々と握手を交わして応じた。演説で、ロシアのウクライナ侵攻について「この戦争は明白な国際法違反だ」「中国とフランスには不安定化した国際秩序を守り、再建する責任がある」と訴えた。