ブルックリンの劇場、大統領から表彰 全米最高の栄誉、黒人アーティストが活躍

 

 

ブルックリンの劇場、大統領から表彰

全米最高の栄誉、黒人アーティストが活躍

 

ビリー・ホリデー・シアター (Photo: Ietwaroo / https://commons.wikimedia.org/wiki/File:The_Billie_Holiday_Theatre.jpg=2000年)

 

バイデン米大統領は3月末、ブルックリン区の劇場「ビリー・ホリデー・シアター」に対し、「ナショナル・メダル・オブ・アーツ」を贈呈した。新世代の黒人劇作家やパフォーマーを育てている点が評価された。同賞は、芸術の卓越性と発展させる上で、顕著な貢献をした芸術家や団体に授与される全米最高の栄誉と位置付けられている。

今回の受賞を受け、同劇場のブロンデル・A・ピノック代表は「更なるステージで、より多くのことを成し遂げることができる」と意欲を示す。ニューヨーク市内では、これまでにブルックリン音楽院(BAM)やアポロシアター(ブロンクス区)が受賞している。ピノック氏は「全米でも有名な芸術施設と肩を並べることができ、素晴らしいことです」と話している。

ビリー・ホリデ-・シアターは1972年、黒人アート運動が絶頂を迎えていた頃に誕生。サミュエル・L・ジャクソン、デビー・アレン、ティチーナ・アーノルド、フィリス・イヴォンヌ・スティックニーら著名黒人アーティストが活躍してきた。

ホワイトハウスで開かれた授賞式では、バイデン大統領が紫色のリボンが付いた金色のメダルを授与。同劇場を「自由とアイデンティティを探求し、米国における芸術の宝石」と評価した。(5日、タイムアウト)

 


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